世界にはさまざまなタイプの男性がいます。
メンタル弱い彼氏と付き合っていると、めんどうくさいと感じてしまうこともありますよね。
彼女であるあなたでも、どこか理解できない部分があり「メンタル弱い彼氏と、どう接したらいいのか?」悩むこともでてくると思います。
だからこそ、メンタル弱い彼氏と向き合えばいいのかを考えることによって、適切な対応をとることができる一歩を踏み出せます。
今回はメンタルが弱い男性の3つの特徴や、メンタルが弱い彼氏とうまく付き合う3つの方法をご紹介します。
メンタルが弱い男性の3つの特徴
自分に自信がない
周りの人たちと自分を比較して、「どうせ俺なんて何をやってもダメな男なんだ」と卑下してしまいます。
いつも彼氏の仕事の愚痴ばかり聞かされていると、彼女としても「めんどうくさい男だな」と思ってしまいますよね。
自分に自信をもてない男性は卑屈になりがちです。
その原因のひとつとして「自己肯定感の低さ」があります。
誰かに言われた言葉を気にしすぎて自信をなくしてしまったり、常に周囲と比較され、否定され続ける家庭環境で育ったり、過去に体験した失敗や挫折が原因で劣等感を抱いています。
結果的にマイナス思考に陥ったり、無気力になったりしやすいのです。
ミスしても、自分の間違えを認めようとしない
人間は誰もが1度はミスをするものです。
自分の間違いを認めて、素直に謝るのはとても勇気がいることですよね。
メンタルが弱い男性は「俺が悪かった」「申し訳なかった」「自分が間違っていた」「ごめんなさい」のひと言が言えず、ひたすら「俺は絶対に悪くない」という言い訳を繰り返します。
1度でもミスを認めてしまえば、自分の弱みをさらけ出すことになるからです。
しまいにはこちらに責任を転嫁したり、逆ギレしたりする場合もあるので手に追えません。
自分の間違えを認められない男性は他の人から指摘を受けた際、「自分の中にある正義」を主張してくることが多いです。
例えば、仕事で明らかに自分がミスをしていたとしても「忙しい自分にこんなに仕事を押しつけてきた上司が悪い」と「自分の中にある正義」を守ろうとするのです。
すぐに落ち込んでしまう
メンタルが弱い男性はちょっとしたことですぐに落ち込んでしまいます。
何かに挑戦しようともせず、すぐにあきらめてしまう男性の口グセとして「自分には何もできない」「何にもやれない」というネガティブな思い込みがあります。
物事のマイナスの側面ばかりを見てしまい、不安や不満といったネガティブな気持ちになりがちです。
ストレスを感じやすいので自分のことを追い込んでしまい、今の社会に生きづらさを感じてしまいます。
メンタルが弱い彼氏とうまく付き合う3つの方法
メンタルが弱い彼氏と付き合う場合、こちらが気をつかってあげなくてはならないポイントがたくさんあります。
2人の関係を素敵な恋愛関係にするために、メンタルが弱い彼氏とうまく付き合う3つの方法を解説します。
褒めて伸ばしてみる
人から褒められると嬉しく感じますよね。
メンタルが弱い男性は、彼女にきつい口調で悪い点を指摘されると傷ついてしまいます。
負けず嫌いの男性であれば、怒られることによって「負けてたまるか!」という反骨精神をバネに努力することができますが、メンタルが弱い男性の場合、ずっと落ち込んでしまい逆効果です。
相手を責めるような指摘するのではなく、褒めて伸ばすことを意識してみて下さい。
大人になってからは、なかなか褒めてくれる女性に遭遇する機会がありません。
自分に自信をもつことができない男性の場合、身近にいる理解者や彼女に褒められることによって、だんだんと自信や自己肯定感を育てていくことができるようになる場合があります。
指摘をするときは、やわらかい言葉に言い換える
繊細で傷つきやすい男性は、彼女のちょっとした指摘で「全て自分が悪い」と思い込み、大きなダメージを受けてしまう傾向があります。
相手の心に余裕がない場合、指摘としては正しくても、指摘の仕方によってはすんなりと受け入れられないこともでてきます。
イチャモンをつけたり、感情的になって声を荒げたりといった「相手を刺激するようなこと」をなるべくしないようにして下さい。
自分が否定されていると感じて嫌な気持ちになってしまいます。
「親しき仲にも礼儀あり」ということわざがありますが、恋人として一緒に過ごすのであれば、お互いに気持ちよくコミュニケーションをとりたいですよね。
ですが、彼氏自身が自分の不安や自信のなさと向き合い、少しずつ前に進む経験を積まないといつまでたっても前に進めません。
彼氏の心の状態を想像しながら、思いやりをもって謙虚に指摘すると人間的に成長するでしょう。
一緒に運動してみる
体を積極的に動かしたり、彼氏と一緒に運動をするとメンタルが強くなります。
最近、ストレスを感じやすくなってしまっているのであれば、運動不足かもしれません。
運動をすることで脳の血流がよくなり、やる気や幸福感をもたらすドーパミン、心に安らぎを与えるセロトニンが脳内に増えていくことが分かっています。
集中力や気分を左右する脳内の神経伝達物質は、人間の精神に大きな影響を及ぼしています。
精神の安定には、質の良い睡眠やバランスのよい食事、セロトニンの分泌を活性化させるためにも運動を心がけることが大切です。
毎日でなくても、できるときに運動を続けていくことによって「自分でもここまでできた」という小さな自信や達成感に繋がります。
「いきなり運動はできない」という人は、自然の中で散歩をしてみるのもいいかもしれません。
自然の中に身をおけば心が落ちつき、うつ症状が軽くなって不安定なメンタルが穏やかになる効果があります。
どうしてもだめだと思ったら、逃げるのも手段のひとつ
メンタルが弱い男性は不安になるといつまでも考え続け、情緒不安定で些細なことでも怒ったりします。
寛容な心をもたず、ちょっとしたことで怒る彼氏の姿をみて「もうだめだ」「この人についていけない」と思ったら逃げましょう。
あなたは彼の母親ではありません。
最悪の場合、立ち直れなくなってしまうかもしれませんが、心を鬼にして関りを断ちましょう。
被害者意識や劣等感が強く「自分がないがしろにされた」「バカにされた」と少しでも感じると、過剰に反応し怒り出すのは男としてのプライドを傷つけられたと感じているからです。
自分の心を安定させられず、自分の弱さと向き合えず、彼氏のご機嫌をうかがいながら付き合っていると、やがてケンカや別れ話に発展します。
自分のメンタルを守るためとはいえ、普段から態度が大きく、キレやすい彼氏に彼女であるあなたも内心ではうんざりしているのではないでしょうか。
長い期間、我慢して付き合っていても、あなたの優しさを利用されて疲れていくだけです。
いつまでたっても彼氏が変わらないのであれば、そばで支えてくれる女性を幸せにはできません。
まとめ
どんな相手と付き合っていくかは個人の自由です。
周りからみると、心が繊細過ぎてめんどうな相手だったとしても、自分にとっては大切なパートナーなので「なんとかしてあげたい」という気持ちが働きます。
しかし、メンタルが弱い彼氏と付き合っていくためにはそれなりの覚悟が必要です。
付き合っていると2人の世界にひたりがちになるので、共依存の関係にならないように気をつけて下さい。
適切な距離感を保ちながら彼氏に寄り添ってあげれば、感受性豊かな彼の心も軽くなるかもしれません。
2人で並んで歩きながら、ゆっくりと愛情を育んでいけるといいですね。