女性であれば誰もが少女マンガのような恋愛をして、幸せな結婚生活を送ることを夢見ることがあると思います。
しかし、必ずしも理想の相手と愛を育み、結婚まで至るカップルはそう多くありません。
結婚のタイミングを逃している女性がいますが、ときには妥協することも必要となってきます。
今回は、恋愛や結婚おいて後悔しないために妥協してもいいポイントや、結婚する目的など根本的な問題を考える方法をご紹介します。
結婚に妥協は必要?
あなたの理想を100%叶えてくれる、完璧な人って探してもなかなかいないと思います。
相手に求める条件が多すぎたり、厳しいと「少しは条件をゆるめにしたほうがいいのかな?」と判断に迷ってしまいますよね。
結婚したいのであれば、ある程度の妥協は必要となってきます。
自分の主張を取り下げたり、お互いが歩み寄って譲ってもよい部分を譲ることは、円滑な人間関係を築くうえでとても大切なことです。
夫婦として共同生活を送っていれば、生活習慣や考え方、価値観の違いから口論になることもあるでしょう。
そんなときでも、あなたが許せる範囲での妥協ができれば、相手も今まで自分がとってきた行動や考え方が変化する可能性もあります。
ですが「こんなはずじゃなかったのに…」と後悔するのも嫌ですよね。
どこまで妥協すれば理想と現実の折り合いがつき、素敵な結婚に結びつくのでしょうか。
妥協してもよい点と、妥協してはだめな点を見比べてみましょう。
妥協すると後悔するポイント6つ
結婚相手を選ぶときに妥協すると後悔するポイントをご紹介します。
価値観が合わない
お互いの価値観が似ていればよいのですが、全く違う場合は結婚生活をしていくなかでお互いの価値観の違いでぶつかりあい、トラブルの元になるかもしれません。
一方の相手がパートナーに合わせて譲歩するという方法もありますが、あまり相手に合わせすぎると今度は小さなストレスが積み重なって、我慢できずに爆発してしまうときがきます。
恋愛を楽しんでいた独身の頃とは違い、結婚生活は我慢の連続です。
結婚すれば毎日パートナーと暮らすことになるので、慎重に見極めましょう。
金銭感覚
生活するうえでどうしても必要になってくるものの代表なのが、お金との付き合い方です。
お金の使い方や金銭感覚は、なかなか簡単には変えられません。
お互いの金銭感覚のズレは夫婦喧嘩や離婚の原因にもなっています。
結婚して一緒に暮らし始めると、家賃や食費、光熱費などの生活費は独身時代の数倍の費用がかかってきます。
お金に対する価値観は、切っても切り離せないものです。
高収入な男性と結婚したとしても、決して贅沢できるわけではありません。
「結婚したら、きっと変わってくれるだろう」と思っていても、結婚相手である男性の意識が変わる可能性はかなり低いです。
結婚する前に知っておかないと必ず後悔するので、結婚相手のお金の使い方や金銭感覚について注意深く観察しておきましょう。
性格
人の気持ちを想像して寄り添うことができる思いやりや、自分より弱い立場の人達に対して優しさをもっているかをよく見ておきましょう。
立場が上になると急に態度が威圧的になったり、他人に対して乱暴な言葉づかいをする男性は結婚後もあなたに同じ態度をとります。
結婚する前は優しかったのに、結婚したらあんなに優しかったパートナーが豹変してしまったというケースも数多くみられますので注意して下さい。
結婚相手の本性を結婚前に見抜くのはかなり難しいので、可能であれば結婚前に一緒に暮らしてみるのもいいかもしれません。
子供の有無
男女ともに晩婚化の影響で、結婚するときの年齢が高くなってきています。
女性は妊娠、出産の過程を経て子供を産むことができますが、年齢によるタイムリミットがあることは意識しておきましょう。
一般的に、女性の妊娠適齢期は20代から30代前半といわれています。
もしあなたが「子供がほしい」という理由で結婚をしたいのであれば、少し急いだほうがいいかもしれません。
不妊で悩みを抱えている夫婦もいます。
誰でも平等に子供が授かれるわけではありません。
「将来は子供が欲しい」と思っているのなら、多くの男性と出会うチャンスがある20代前半から婚活を始めるといいでしょう。
男性も女性も、年齢が若ければ若いほど妊娠する可能性は高くなります。
カラダの相性
カラダの相性は、夜の夫婦生活を楽しんでいく中で重要なことのひとつです。
ストレスや不満をためる関係になってしまうと、結婚後にセックスレスになる可能性が高くなります。
好きな人同士でも長く一緒にいると飽きてしまいます。
生活を共にすることでお互いの悪い面が見えてしまい、気持ちが冷めてセックスしなくなる夫婦もいれば、仲が良くずっとセックスをしている夫婦もいます。
カラダの相性はお互いの心と体を満たし、理解を深めあうコミュニケーションのひとつでもあります。
「こんな風にしてほしい」などの素直な意見を言いつつ、愛情をもってパートナーとセックスを楽しめる関係になれるか結婚する前に確かめておきましょう。
浮気やギャンブルしないか
浮気やギャンブルは依存度が高い病気のようなものです。
日頃から浮気やギャンブルを繰り返していると習慣化されやすいので、治りにくい傾向が強く、結婚すればさらに悪化します。
浮気、ギャンブルがひどい人との結婚は、自分の人生を破滅に追い込む危険性があるため、後悔しないためにやめておきましょう。
熱が冷めれば「あのとき結婚しなくて本当によかった」と思い、過去の自分に感謝するときがきます。
妥協してもよいポイント4つ
どこまで妥協してもいいか、妥協してもよいポイント4つをご紹介します。
年収などの経済力
高収入であることは有難いことであり、お金があるに越したことはありません。
収入に不安が残るのであれば空いた時間に副業に取り組んだり、共働きをして一緒に生活を支えていきましょう。
男性の収入が普通でも、その範囲内で無理をせず幸せに暮らしていけば問題はありません。
住んでいる場所
結婚後に住む場所は妥協してもいいポイントのひとつです。
住み慣れた場所から新しい場所に行くのは勇気がいることかもしれません。
ですが、住む場所にこだわり過ぎてしまうと結婚のチャンスが遠ざかってしまいます。
2人の希望地の中間の場所、あるいはその近くで互いに妥協できる場所を探すという方法もあるので、柔軟に考えてみましょう。
学歴
学歴は学生時代に勉強をがんばった努力の証でもあり、取得しておけば就職や転職するときは有利です。
ですが、実際に結婚生活をしていくなかで学歴は役に立つのかというと、あまり関係ありません。
どうしても「学歴にこだわりたい」という女性は、ご自身が大学生のときに、一流大学だと思う大学の男性とサークル活動やインターカレッジなどで出会いの機会をつくり、そこから結婚相手を探せば、比較的かんたんに高学歴な男性が見つかります。
体型や容姿
今は顔がよくてスタイルがバッチリの男性でも、年を重ねるごとに必ず老化します。
容姿がかっこいいだけでは、結婚生活は成り立ちません。
外見については、髪を整えているか、着ている服は洗濯しているか、ヒゲはきちんと剃っているかなどの最低限の清潔感があれば十分です。
「相手の顔や容姿以外に興味が湧かない」という相手とは、長い結婚生活を送るのはかなり難しいでしょう。
妥協しても結婚生活は送れる
幸せで穏やかな結婚生活を送りたい女性は、外見ではなく内面に注目して結婚相手を選ぶほうが失敗する可能性は低くなるでしょう。
パートナーに対して壁を作らず、きちんと向き合える関係を目指すのがベストです。
自分の悩みや不安、なかなか直せない欠点に対して、誰かに向き合ってもらって嬉しかったということが人生で1回はあったはずです。
パートナーが孤独感を感じているときは、そっと寄り添ってみて下さい。
不安を感じる時代だからこそ、尊敬しあい、お互いに支えあう関係を作っていくことは重要です。
どうして結婚したいの?
結婚する目的についてですが、理想ばかりを追うのではなく、現実を見据えて行動することをおすすめします。
なぜ自分がそこまで結婚することにこだわっているのか、1度よく自分の考えを整理してみましょう。
確かに結婚は、女性にとって人生の最も重要なテーマです。
ですが「結婚さえすれば、私はきっと幸せになれる」と、自分の中でかたくなに思い込んでいませんか?
結婚しても女性を幸せにできない、自分のことばかり可愛がる男性もたくさんいます。
そういう男性に対しては、早めに見切りをつけて逃げることも大切です。
結婚することによって、自分の人生が辛くなったり、悲しい経験をしたり、悪い目に遭う場合もあるということを覚えておいて下さい。
まとめ
理想を追い続ける気持ちも分かりますが、結婚相手に理想を追い求め続け過ぎると婚期を逃してしまいます。
自分が「ここだけは譲れない」といった条件を決めて、優先順位をつけてみましょう。
理想の相手と結婚すれば、幸せな結婚生活を送れるとは限りません。
逆にすぐに別れてしまったり、家庭内暴力を振るわれるなど、不幸になった場合もあります。
結婚は女性にとって、人生において重要な選択や決断を迫られるともいわれています。
自分にとって後悔のない選択をして下さいね。