日本人同士でも大変な結婚生活。国際結婚というと華やかなイメージですが、実際外国人と結婚するとどうなるのか気になりますよね。
ここでは国際結婚のメリットとデメリットを5つずつまとめました。
これを読んで国際結婚のイメージを掴んでみてはいかがでしょうか。
国際結婚のメリット5つ
毎日が発見の連続
外国人との結婚生活は、言わば毎日が異文化交流のようなものです。
食事、音楽や文化、作法など日本と違う点が沢山あるので興味が尽きません。
結婚生活が長くなると発見も少なくなりますが、お互いのバックグラウンドが違うので何かしら新しいことを発見できるでしょう。
いつまでも新鮮な気持ちでいることができます。
語学・国際感覚が身に付く
外国人夫の国に住むとなれば言語習得が必須なので勉強もはかどり身に付くのも早くなります。
また現地の文化を肌で味わったり、彼の友達や家族と交流したりして自然と国際感覚を身につけることが可能です。
また日本に住んでいたとしても彼に言語を教えてもらったり、少なからず外国文化に触れていられるので、日本人同士では得られない知識や経験を得られます。
愛情表現豊かで幸せ
外国人男性は日本人男性に比べて愛情表現豊かな人が多いです。
それは文化として言葉でしっかり伝える習慣があるため。
愛してる、綺麗だね、などと毎日言われたら幸せな気分になりますよね。
逆にこちらも言葉で表現することが求められますが、改めて自分の気持ちを実感できるので幸せを感じられます。
自由な夫婦の形
外国では男女平等やフェミニズムの考えが浸透している国も多く、男は働き、女は家事をするといった固定概念がない国もあります。
そのため外国人男性は家事を手伝うのではなく、役割としてしっかりやるという人もいます。
2人で話し合って夫婦の役割や在り方を0から考えることができる点もメリットの一つです。
子供がマルチリンガルになる
国際結婚のメリットは子供にもあります。
両親の母国語を聞いて育つのでバイリンガルになるのは当たり前。
英語圏以外の国の男性と結婚するならトリリンガル、マルチリンガルになる可能性もありますね。
また子供の国籍も成人する時に日本か相手の国か選べるので選択肢が広がります。
国際結婚のデメリット5つ
手続きが大変
婚姻手続きの方法は主に二通りあります。
相手の国で申請して結婚後に日本に届け出るか、日本で婚姻届を出してから相手の国に届け出るかです。
どちらにしても戸籍を取って出生証明書を作成したり、翻訳したりと、日本で婚姻届のみ提出するのに比べると大変です。
またどちらか一方が滞在国の言語をあまり話せない場合、健康保険や税金などあらゆる手続きの場面で、説明したり手助けする必要があります。
実家が遠い
例えば韓国人男性と結婚して韓国に住んでいるとします。
いくら韓国と日本は近くても、夜に夫婦喧嘩をして出て行きたい!
実家に帰りたい!と思ってもすぐには帰れません。
アメリカだったらさらに遠くなります。
こういう場合に備えて現地で友達を作っておくことがお勧めです。
何かあったときに相談したりして、なるべくストレスを溜めないようにしましょう。
また、日本に住む場合も、相手の男性の国に里帰りするとなると、場所にもよりますが飛行機代などがかかり、頻繁には帰れないというケースもあります。
100%理解し合えないと感じる時がある
普段の会話には支障がなくとも、細かなニュアンスを母国語以外で伝えることはとても難しいものです。
それが文化的な背景があってなんとなく嫌な気分だとか、あまり許容できないなどを説明するとなると尚更。
対策としては話し合うか諦めるかのどちらかになります。
自分の中で大切だと思うことは言葉を選びながらでもしっかり説明することで、わかってもらいやすくなります。
文化・価値観の違いで喧嘩になる
メリットの「毎日が発見の連続」がデメリットになる場合も。
冗談で言ったことが通じなかったり、当たり前のことがそうでなかったりとお互いの違うところを受け入れられず喧嘩になることもあります。
これもコミュニケーションをしっかりとって話し合っていくことが対策となります。
日本人夫婦でもこれはあり得ることですね。
義理の両親とのコミュニケーションが大変
外国人の彼とは愛情で結ばれているので少しくらいの困難があっても2人で乗り越えられます。しかし彼の家族はまた別。
フレンドリーな家族ならいいですが、差別的な家族だと少し大変かもしれません。
もし嫌なことがあったら彼に相談したりして自分の意見を言いましょう。
日本に住めば彼の家族とは疎遠になるので、逆に問題が少なくなるかもしれません。
今回は国際結婚のメリットとデメリットを紹介しました。
国際結婚をすることでお互いの違いを許容したり、経験を得たりして、人として成長できる部分が多い反面、国際結婚の離婚率がやや高めなのも事実です。
日本人同士の結婚でも同じことが言えると思いますが、あらかじめパートナーとの価値観の違いをしっかり理解することが大事です。
そしてそれ以上に、ちゃんと話し合いができる人をパートナーとして選ぶことが最も大切です。
自分の意見をしっかり持ってコミュニケーションを沢山とりましょう!