仲のいい友達の出産はとてもおめでたいことですよね。
早く会って一緒に喜びを分かち合いたいと思うのは当然です。
しかし産後の体調管理や育児が大変そうで、なかなか声をかけられずにいる人も多いのでは?
確かに育児はとても大変ですが、言葉の通じない子どもと一日中一緒にいるのは案外ストレスが溜まるもの。
育児中の女性の方が気の合う友達と話したり、ショッピングや食事に行きたい!と強く思っているかもしれません。
お互いがタイミングよく連絡を取れたらいいのですが、相手の状況がわからないので現実は結構難しい。
そこで、いつ頃なら落ち着いて遊びに誘えるのか、またどんな誘い方なら相手に負担が少ないのかを、会う目的ごとに調査しました!
子持ちの友達との付き合い方にお悩みの方は是非参考になさってくださいね♪
まずは産後1か月以内に連絡を。心に残る意思表示
これまで頻繁に連絡をとってきた友達でも、子どもが産まれると生活リズムが掴めずいつ連絡をしていいのか迷いますよね。
産まれてすぐに報告は来たけど結局それっきりになってしまうパターンが多く、中にはそれ以来疎遠になってしまうケースも多々あります。
まずは産後1ヵ月以内に「赤ちゃんとの生活はどう?」と連絡してみることをオススメします。
相手も赤ちゃんとの初めての生活に慣れておらず、もしかしたら悩んでいることがあるかもしれません。
人は自分のことを気にかけてくれる友達がいるというだけで、とても嬉しくなるものです。
「もう少し落ち着いたら会いたいね」という意思表示に救われる女性も多いでしょう。
実際会えるのはいつ?気遣いが見える誘い方
子持ちの女性が実際に友達と遊べるようになるのはいつになるのか?
当たり前ですが、相手の生活環境によってそのタイミングは様々です。
例えば友達がしばらく育児に専念する場合であれば、日中ご主人がいない時間帯に少しだけ自宅にお邪魔するのが望ましいでしょう。
外でのお茶や食事はオムツやミルクの準備があったり、昼寝の時間が狂うので出来れば避けてほしいところ。
子どもの月齢が3か月から6か月ぐらいが自宅に遊びに行くときの目安です。
3か月頃から首が座る赤ちゃんが多く、育児にも慣れ始めるので産後の女性にも余裕が生まれます。
加えて生後6か月までは、母親から受け継いだ免疫力で守られており、万が一病気をうつすリスクも少なくて済みます。
まだまだお昼寝もたっぷりしてくれる時期なので、お喋りする時間も取れるはず。
「外で会うのは大変だろうから、家にお邪魔してもいい?」という誘い方だと相手も受け入れやすいでしょう。
対して保育園や勤めている会社の関係によって産後すぐに働き始める場合は、自宅訪問は避けた方が無難。
仕事、家事、育児と忙しいのに、人を家に呼ぶとなると片付けが必要になるので、相手が負担を感じることも。
仕事終わりに軽くお茶に誘うか、昼休憩時にサクッとランチに誘うのがオススメです。
「そちらに行く用事があるから、ついでに近くでランチしない?」という気軽な誘い方だと誘われた方も気楽に返事ができます。
いずれにしてもまだまだ赤ちゃんと離れられない時期なので、長くても1、2時間にしておきましょう。
ショッピングや映画に誘うなら子どもが1歳を過ぎてから
多くの場合、赤ちゃんは生後6か月前後から離乳食を食べはじめます。
母乳やミルク以外のものから栄養がとれるになってくると、母親が常に傍にいなくても平気になってきます。
それでも3食しっかり食べられるようになるのは1歳から1歳半で、安心して1日子どもを預けられるのは恐らくその頃になるでしょう。
祖父母やご主人が子どもの世話に慣れていればいいのですが、1日離れるとなると前もって準備が必要になります。
予定の数週間から1か月前から「たまにはお子さんをご主人に預けて出かけよう」と連絡してみるのがオススメです。
「自分が遊びたいから」という理由で子どもを預けるのに罪悪感を持つ女性もいますが、相手から誘ってもらえると「仕方なく」という体裁で預けられる良い口実になります。
1年以上育児を頑張ってきた女性にとって、自由に友達と遊べるのは何より嬉しいこと。
誘ってもらえると、その日を目指して仕事や育児をいつも以上に頑張れるはずです。
実際に遊ぶ日も「10時集合17時解散」と言う風に時間を決めておくと、お子さんを預けやすくなります。
久しぶりの友達と過ごす時間をめいっぱい楽しみましょう。
夜の飲み会は相手の家庭環境次第。少なくとも2年は待って
以前は気軽に飲みに行って時間を忘れるまで話が出来たのに、子どもを持つとそんなことは夢のまた夢。
朝までぐっすり眠る子であっても、何かあったときのことを考えるとやはり夜外出するのは気が引けるものです。
少なくともお子さんが2歳以下の場合は、夜の食事や飲みのお誘いは避けた方が無難。
お子さんが2歳を過ぎ、誰かが面倒を見てくれる状態であれば「そろそろ飲みに行ける?」と探りながら誘ってみましょう。
その際もできれば早めの集合、早めの解散を意識して時間を決めてあげると安心できます。
妊娠中からお酒を断っている可能性が高く、外で飲むのは数年ぶりという女性が多いので、飲むペースを気にしてあげるといいかもしれません。
子持ちはワガママ!?辛くなったら距離を置くことも大切
これまでの調査結果を読むと、ただ遊びに誘うだけでこれだけの配慮が必要なのかと半ば呆れてしまいますよね。
こんなに面倒なら遊びに誘うこと自体、億劫になってしまうのも当然です。
ただ理解してほしいのは、子どもを産むと多くの女性には生活に大きな変化が訪れます。
強制的な変化についていくのがやっとで、なかなか友達を気遣うことができなくなる人も多いでしょう。
立場も変わり、どんどん話が合わなくなっていくことを寂しく思うこともあるかもしれません。
そういう時は一旦距離を置いてみることも大切です。子育てが大変な時期も数年で終わり、いつの間にか元の友達に戻っていることもあるでしょう。
大人になると新たに友達を作ることは難しく、昔からの友達の存在はとても貴重です。
記事を読んで、お互いの立場を尊重しながら末永く友人関係を続けていけるお手伝いができていれば幸いです。