「ブラジャーのサイズが合わず、使わず仕舞でお蔵入り」
なんていう経験をしたことがある方も多いのでは?
バストの正しい測り方を知っておくと、
下着を無駄にすることがなくなります。
今回は、バストの正しい測り方やバストのエクササイズをご紹介します。
自分のサイズをきちんと理解し、ピッタリ合う下着を見つけましょう!
ブラジャーのサイズの見方、知っていますか?
下着選びのなかでも難しいとされているのが、ブラジャーのサイズです。
ぴったりとフィットしているはずなのに、カップが小さすぎたり、反対にカップはピッタリ合うのに、どうもガサガサと動く感じがするという経験をしたことがある方も多いのでは?
ブラジャーのサイズで重要な鍵を握るのは、アンダーバストとトップバストの2つのサイズです。
ブラジャーのサイズを見たときに、アルファベットで記載されているのがカップのサイズ、数値で書かれているのはアンダーバストのサイズです。
例えば「C80」という下着のサイズ。「80」というのは、バストの一番付け根の部分(アンダーバスト)をぐるりと測ると80cmあるという意味です。
「C」というのは、バストの一番大きく膨らんでいる部分(トップバスト)と、アンダーバストとの差が15cm前後ということを表しています。
自身のアンダーバストがどのくらいあるのか、トップバストとアンダーバストの差がどのくらいあるのかを知っておくと、下着選びが楽になりますよ。
- Aカップ:差が9.0~11.0cm
- Bカップ:差が11.5~13.5cm
- Cカップ:差が14.0~16.0cm
- Dカップ:差が16.5~18.5cm
- Eカップ:差が19.0~21.0cm
- Fカップ:差が21.5~23.5cm
バストの正しい測り方3つのポイント
ブラジャーのサイズは前述したように、トップバストとアンダーバストが重要なポイントになります。
トップバストとアンダーバストを正しく測ることができれば、自分の体に合う下着を見つけることができます。
バストの正しい測り方のポイントを整理してみましょう。
(1)できるだけ薄着で測る
バストのサイズを正しく測るには、できるだけ薄着で測ることが基本です。
洋服が分厚いほど、実際のサイズとの差が大きくなりがちです。
可能であれば何も着ずに測る、または薄く体にフィットするもの1枚だけで測りましょう。
(2)姿勢に気を付ける
測る時に猫背になっていたり、体が歪んでいると正しく計測できません。
背筋をピンと伸ばして真っ直ぐに立ちましょう。
下着売り場で店員さんに測ってもらうときに、大きく見せたいからと息を吸い込むのは厳禁です。
自分の体に合う下着を探すためには、力を入れたり息を大きく吸い込んだりせずに、リラックスした状態で測ります。
(3)柔らかなメジャーでたるみなく
バストの正しい測り方のなかで、一番難しいのがメジャーの使いかたです。
メジャーは、体の曲線にしっかりと沿うように、できるだけ柔らかなものを使うのがポイント。
メジャーが途中でねじれていないか、背中の部分でたるんでいないかという点に注意して測ります。
全身が映る鏡を用意して、正しく測れているかチェックしながら測ると良いですね。
アンダーバストを測るときは、少しキュッとしまる程度でOKです。
反対に、トップバストを測るときはバストの膨らみを押さえつけてしまわないように注意して測りましょう。
自分で測ったサイズと店員さんのサイズが違うのはなぜ?
自分できちんとトップバストとアンダーバストを測ったはずなのに、下着売り場で店員さんに測ってもらうと、違うサイズのブラジャーをすすめられることがあります。
これは、下着売り場の店員さんの計測には、目測で測られる部分があるためです。
例えば、前に突き出ているタイプバストの女性と、横に広いバストの女性とでは、体に合う下着のサイズが微妙に異なります。
目測でチェックされる部分とは、バストの位置や、バストの形、柔らかさなどです。
数値では表しきれないバストの情報が加味されるため、メジャーで測る数値とは違うブラジャーのサイズをすすめられるということにつながります。
計測が間違っているわけでも、店員さんが間違っているわけでもないので、安心してくださいね。
自分でトップバストやアンダーバストのサイズを把握しておくことは、ブラジャーを購入するときの目安になりますが、定期的にプロに測ってもらいアドバイスを受けることで、さらに自分の体に合う下着が見つけやすくなりますよ。
キレイなバストを目指すおすすめエクササイズ
バストを大きくしたいという方はもちろん、現在のバストが重力に負けて垂れてしまわないように、キレイな位置をキープしたいという方にもおすすめのバストエクササイズをご紹介します。
毎日のルーティーンとして取り入れて、キレイなバストを目指してみてはいかがでしょうか。
- 背筋をのばし、腕を顔の前、肩の高さで真っ直ぐ前に伸ばし、肘を90度に曲げます
- 腕は曲げたまま、息を吸いながら両腕と肩が横一直線になるように胸を開きます
- 今度は息を吐きながら、腕が最初の位置にくるようにゆっくりと戻します
1日数セットを繰り返し行います。座ったままでも立って行なってもOKです。
胸筋が鍛えられるだけでなく、肩甲骨周りの筋肉が引き締まり、後ろ姿もキレイになりますよ。
肩甲骨が動くので、肩こりも解消されるという一石二鳥のエクササイズです。
ぜひ取り入れてみてください。
サイズの合う下着でスタイルアップ
合わない下着をつけていると、上から洋服を着ていても、胸がおかしな形に浮いてしまっていたり、背中にお肉の段ができてしまったりすることがあります。
特に体に沿うような服の場合はそれが目立って年齢よりも老けた体に見えてしまうことも。
反対に、体に合う下着はスタイルアップしてくれますよ。
正しく測って、自分の体に合う下着を見つけてくださいね。