婚活男性の平均年収はどれくらい?自分に見合う相手の見つけ方とは?

婚活していくうえで男性の平均年収がどれくらいなのか、気になる女性は多いです。

将来のことをふまえると、結婚するうえで相手の男性の年収の安定を求めるのはごく自然なことだと思います。

今回は婚活していくうえで、どれくらいの希望年収を伝えれば、自分の条件に合った男性を見つけられるのかを解説していきます。

男性の平均年収はどれくらい?

国税庁の民間給与実態統計調査結果を見てみると、2019年度の民間企業で働く男性の平均年収は約540万円です。

20代後半から30代までの男性の1年間の平均給与額は、25~29歳が403万円、30~34歳が470万円、35~39歳が529万円という調査結果の通り、450万円程度が男性の年収の中央値といえます。

婚活を始めたばかりの女性は「年収500万円以上の男性」を希望している人が多いですが、年収500万円以上の男性は、全ての年齢を含む男性全体で13.5%しかいません。

希望年齢が20代から30代前半で、年収500万円以上を男性に結婚条件として求める女性は、自分自身も魅力的な女性でないと高望みになってしまいます。

普通の男性さえ高嶺の花となりつつある、厳しい時代になってしまいました。

婚活にも大きな格差が生まれている

現代社会では若い男性の経済格差が広がったため、結婚する条件として収入の安定を強く求める女性が増えてきています。

株式会社パートナーエージェントが行った「生活環境による婚活意識の違い」のアンケート調査によると、30代未婚男性の年収は300万円台が28.4%、400万円台が23.1%という結果がでています。

年収と婚活状況の関係性についての質問では、年収600万円以上の男性は44.6%の割合で婚活をしたことがないと答えています。

未婚男性が婚活をしない理由は、年収が300万円未満のグループでは「そもそも結婚する気がないから」が多く、年収が600万円以上のグループでは「仕事が忙しく、婚活のために使う時間がないから」と回答しています。

収入の少ない男性は、結婚しにくくなっているというのが現状です。

結婚したくない男性が増えている

生涯未婚率という名前を聞いたことがあるかもしれませんが、50歳までに一度も結婚しない人の割合は男性が23.4%、約4人に1人が結婚しないという結果になっています。

1980年の生涯未婚率は2.6%、生涯独身でいる男性は約38人に1人でしたが、40年の時がたつと約10倍に増えています。

なぜ結婚したくない男性が増えたのか、その原因は大きく分けて3つ理由があります。

経済面での不安

年収がなかなか上がらない状態が続いていることもあり、将来も不安もあります。

自分1人で生活していくのも大変なのに、結婚して妻子を養っていく自信がないという男性が多くなっています。

結婚するメリットより、デメリットのほうが大きい

結婚をメリットとデメリットで考えたとき、メリットよりもデメリットのほうが大きいと考える男性が増えています。

結婚のメリットは、好きな人といられる、子供が持てる、家事の分担ができる、社会的信用があるなどが挙げられます。

ですが、結婚することによって自分の自由時間が持てなくなり、自分が好きに使えるお金を制限されるのが嫌、責任を持ちたくない、と考える男性もいます。

結婚してから浮気をすれば慰謝料の対象にもなるし、一生同じ女性としか付き合えないというのも難しい、起業や転職など1人なら挑戦できることも、結婚していると1人では決められなくなるので自分の人生の選択肢が狭まることもあります。

結婚する必要性を感じない

デメリットというほどでなくても、結婚すること自体が必要ないと思う男性も多くなってきています。

昔は結婚することによって家事をしてもらえましたが、今は便利な家電製品を使って掃除ができます。

食事はネットで簡単なレシピを探して自炊、深夜営業のスーパーやコンビニで買う、自宅まで届けてくれるウーバーイーツなどの宅配サービスもあるので困りません。

晩婚化が進んで1人での生活に慣れてくると、1人のほうが楽と思ってしまいます。

1人でいると寂しいから結婚と考える人もいますが、反対に誰かと一緒に住めない、他人と一緒に暮らしていくのが嫌という人も増えています。

適齢期だから結婚するという昔からの価値観が大きく変化しました。

結婚以外の楽しみを見つけて、自分のしたいことができる自由な人生を送りたい、と願う人が男女共に増えてきているのと同時に、理想ばかり追い求めていつまでたっても結婚できない女性も増えてきています。

このまま独身男性の結婚離れが進んだら、ますます婚活している女性が余ってしまいます。

一体、どうすれば結婚できるのでしょうか。

今回は、女性が結婚するための4つの改善策をご紹介します。

今からでもできる!結婚するための4つの改善策

男性に求める年収の基準を下げてみる

男性を選ぶ基準に高身長、高学歴、高年収を求める3高がありました。

時代は変わり、現代では平凡な顔、平均的な年収、平穏な性格の3平や、低姿勢、低依存、低リスクの3低に変わりました。

婚活では、結婚する相手に500万円以上の年収を求める女性がたくさんいます。

男性に求める基準が高くなるほど結婚が遠ざかってしまいますが、結婚相手に求める希望年収を下げればハードルは下がります。

表面的な条件に囚われ過ぎて、婚活を何年続けていても全然うまくいかなかったと言う体験談もあるように、男性の収入だけで妻を養って、豊かな生活を送るというケースが減少しつつあります。

他の条件や自分の希望に沿った年収を希望するのであれば、それに見合った年齢差も考えていく必要があります。

年齢差×100が男性の年収と言う傾向があるので、仮に年収が500万円の男性を希望するなら年齢は5歳年上の35歳が目安となります。

年収を重視するなら年齢差は気にしない、年齢差を気にするなら年収は気にしない、など自分の中でここまでなら妥協できるという基準を決めてみて下さい。

年収1000万円を稼ぐ男性と結婚したとしても、お金の価値観や使い方は人によって基準が違います。

家にお金を入れてくれない男性や、自分の趣味に多額のお金を使ってしまう男性もいます。

ですので、高い年収を稼ぐ男性を選べば豊かな生活を送れるとは限りません。

年収よりも安定を重視する

年収が高いか低いかばかりを見てしまいがちですが、長く続けることができる仕事、安定した職業に就いているかのほうが重要です。

今は年収が高くても、いつ会社が倒産したり、リストラされたりするかわからないからです。

結婚相手の男性が専門的なスキルをもって安定した仕事をしていれば、普通の一般的な暮らしはできます。

貯金をしている男性を選ぶ

結婚後も生活をしていくうえで、お金が必要になってきます。

年収が高い相手を選んだとしても、結婚したときに貯金が全くない状態だと家計のやりくりが大変です。

女性の皆さんは、年収600万円以上で貯金が10万円以下の男性と、年収300万円で貯金が400万円以上ある男性、どちらの男性を結婚相手として選びますか?

20代から30代は自動車、転職、マイホーム、出産、子育てなど多くのお金がかかってきます。

大学を卒業して22歳で働き始めたとして、29歳までに20代の平均貯金額である100万円を貯めるためには1年間で約13万円を貯める必要があります。

毎月決められた金額を必ず貯金してお金をを少しずつ増やしていく、将来のことを考え、無駄な出費はしないように心がけているという男性と一緒になれば苦労せずにすみます。

貯金がなくて結婚したくても結婚ができないというような事態にならないように、今後、どのくらいお金が必要になるか考えて計画的に貯金を始めてみて下さい。

共働きをして世帯年収を上げる

最近の男性は「女性の収入は自分と同じぐらいか、高いほうがいい」という人が増えてきていて、共働きしてもらいたいという意見が多くなっています。

出産できる年齢も考えて、1歳でも無駄にしたくない女性は自分の稼ぐ年収も数に含めて考えてみましょう。

たくさんの年収があり、生涯安定した生活を約束してくれる男性の数は少なくなってきています。

そういう男性を探しだして結婚しようとする努力をするよりも、将来を見通した金銭感覚をもっている年収300万円の男性と結婚して、女性が結婚後も働いて年収300万円稼げば、世帯年収が600万円となります。

今の平均世帯年収の400万円を超えますし、子供を産んで育てることができます。

男性の収入に依存し、何でも与えられて当たり前と思っていてはいけません。

病気や事故で夫が働けなくなったときに家族を支えていけるよう、自分ができる仕事を探してキャリアに繋げてみて下さい。

これからの時代を生きるためには、自分に投資をして稼ぐ力を身につけていくことが重要です。

結婚相手となる男性に対して、自分は何を与えることができるのかを考えてみたほうがいいかもしれません。

現状の自分の価値を知ることが大切

婚活を進めるうえで大切なことは、婚活市場において自分にどれだけの価値があるか知ることです。

早いうちに、自分はいつ頃からどれくらいの男性と出会う必要があるのか、どうすれば理想に近い条件で結婚できるのかという目標を決めておけば、結婚へのゴールがみえてきます。

令和元年度の民間給与実態統計調査では、1人あたりの平均年収が約436万円と書かれていますが、男女別で見ると男性が540万円、女性が296万円です。

男性と女性で比べてみると、平均年収に大きな格差があります。

自分の年収も考えながら、結婚相手の希望年収を計算してみて下さい。

女性の婚活は30歳を超えると、だんだんと厳しくなっていくのが実情です。

自分の市場価値を知って愕然とする前に、対策を考えて早めに行動しておきましょう。

婚活で女性の年齢はどうしても重視されてしまいますが、前向きに頑張れば結果に繋がります。

まとめ

スムーズに結婚できる女性は婚活市場において、自分の市場価値を冷静に判断し、理解している人です。

自分を売るときの値段が市場価格よりも高ければ、誰にも買ってもらえず、月日だけ過ぎていって最終的には売れ残りとなってしまいます。

結婚相手のことばかりに目を向けていてもきりがありません。

自分と向き合う時間も作ることも重要です。

思い通りにならなくて辛いときもあるかもしれませんが、あきらめずに行動していけば結婚できる可能性が高くなります。

結婚してからの生活にも目を向けて、パートナーとなる男性と信頼関係が築けるようにしていきましょう。

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