ボディラインや胸の谷間が強調される服を着ている女性がいると、ついつい視線が向いてしまうのは、多くの男性が経験することです。
女性はどうしてボディラインが分かるような服装をするのでしょうか。
女性の心理や、ボディラインが分かる服装の女性との関わり方を紹介します。
女性のファッションには意味がある
ひとくちに女性の服装といっても、服装にもさまざまな系統があります。
だれもが自分の好きな服装をしているというわけではなく、人前に出るときには、どんな人でもいくらかは「見られる」ことを意識して洋服を選んでいます。
「見られる」というのは、視線を感じるという意味ではなく、「相手からどのように見られたいか」という心理的な意味で、ファッションは女性の自己アピールのひとつの手段だと言えます。
女性らしい服装が示す心理とは?
ボディラインや谷間が強調されるような服を女性が着ているとき、女性にはどのような心理が働いているのでしょうか。
対面する相手やシーンによって、示している心理が異なります。
女性の心理を対面する相手やシーンに分けて解説します。
女性同士での集まり
女子会のような女性同士での集まりにボディラインや谷間が強調される服を選ぶのは、本来その女性がそういった服装が好みで、ただ好きで着ているだけというケースが大半です。
女性同士でも、クラブなどに遊びに出かける場合は、女友達や自分目線というよりも、男性からの視線を集めるために着ている可能性が高いでしょう。
合コンや異性との繋がりの場所
丸みのあるボディラインやバストの谷間などは、男性にはない女性ならではの魅力です。
女性はもちろん、それらが男性にとって魅力的にうつることを分かっています。
合コンやパーティーなど異性との交流がある場所に、ボディラインが強調される服やバストの谷間が強調される服を選ぶときは、男性から女性として魅力的に見られたいと感じています。
恋愛関係に発展するような出会いを、積極的に求めているケースも少なくありません。
ふたりきりで会うときや初デート
お付き合いはしていないけれどふたりきりで会うことになったときや、初デートのときに、ボディラインや谷間が強調されるような服装をしている場合は、あなたに女性として見られたいという気持ちが強い証拠です。
まだお付き合いをしていないときは、交際を申し込んでもOKという返事が期待できます。
「スタイルが良いね」と褒めると、女性も、女性として見られたいという欲求が満たされます。
「ほかの人に見られそうで心配」というのも、女性が喜ぶワードのひとつです。
会社や打ち合わせなどビジネスシーン
男女が性差なく対等に仕事をしたいと思っている場合、女性は女性らしさを控えた服装を選ぶのが一般的です。
会社や打ち合わせなど、ビジネスシーンでも、ボディラインや谷間が強調されるような服装をしている場合は、女性として扱われることで、仕事や待遇や自分にとって優位に働くことを理解しています。
女性であることを武器に、仕事をすすめていきたいタイプです。
また、会社では特に、近年セクハラに敏感になっている企業も多く、性を理由に仕事の流れが変わるという傾向は減ってきています。
そんな流れのなか、女性であることを強調したいというのは、自分を女性として扱ってほしいという相手が社内にいる可能性があります。
自分のスタイルに自信があり、ほかの女子社員とは違うというマウントを取りたがる女性にも見られます。
ボディラインが強調される服の女性へのスマートな対応は?
ボディラインがくっきりと出る服や、バストの谷間が強調されるような服を着ている女性を前にすると、どうしても視線が体のラインを追ったり、自然が谷間にくぎ付けになってしまったりという経験をした方も多いのでは?
ボディラインや谷間の目立つ服を着た女性にはどのように対応すれば良いのでしょうか。
(1)相手の姿を視界に入れないで話す
目線が相手の体やバストに飛んでしまいそうだという場合は、目線が泳ぐのを防ぐため、相手の姿を視界に入れないで話すときになりません。
横に並んで前を向いて話すなどをすれば、不自然さもカバーできます。
(2)相手の目だけを見て話す
見るなと言われると、より一層見たくなるのが人間の心理ですが、このご時世で女性の体や胸の谷間をジロジロとみてしますと、セクハラだと訴えられかねません。
ボディラインや谷間がくっきりと分かる服装の女性でも、ほかの女性と同じように、しっかり目を見て話すことが基本です。
かなり意識をしないと、ついつい目線がそちらへ向いてしまうため要注意です。
(3)敢えて話題に出して褒める
ボディラインや胸の谷間が強調されるような服を着ている女性は、ほとんどの場合で、異性から見られることを意識しています。
しかし、意中の相手なら不快には思わないものの、眼中にない男性からの視線は不快に感じるという女性が多いもの。
どうしても目線がそちらへ向いてしまうという場合は、敢えて女性との会話で話題に出し、見てしまっても失礼にならないよう、先手を打つのもひとつの手です。
その際は、女性の承認欲求が満たされるように、褒めることがポイント。
「スタイルが良いですね」「魅力的すぎてつい視線が散ってしまいます」など、笑顔とともにさらりと爽やかに伝えましょう。
どう見られたいかを察知して上手に褒めよう
女性のファッションは、周りから自分がどのように見られたいかという心理に現れです。
ボディラインや谷間が強調されるような服を着ている女性は、身体のラインや胸を見られたいというのではなく、女性として扱われたいという承認欲求の現れであるのが一般的。
スタイルが良いですね、とさらりと褒めて、お互いに気分良く過ごしましょう。